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KATO キハ58系(その5:カプラー問題) [気動車]

キハ58系も含め、一般形の気動車は色々混結させたいものですが、今回のKATOキハ58系は前回リニューアルしたキハ82と同じく新型の密着自動連結器を装備しており、形態は小さく実感的になったものの、他のカプラーとの互換性はないようです。その辺り確かめてみました。

試したのは、KATOカプラーN、KATOナックルカプラー、KATO車間短縮カプラー、TOMIX TNカプラー(密着自連)です。

このうち、KATOカプラーNとKATO車間短縮カプラーは連結できませんでした。KATOナックルカプラーはなんとか連結できましたが、ナックルカプラーの首振りがうまくいかず、カーブ(280R)であえなく脱線しました。
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残るはTOMIX TNカプラー(密着自連)で、これもなんとか連結できました。ただ、ちょっとTNカプラーに負担がかかっている感じがします。カーブ(280R、Sカーブも含む)も通過できます(写真は右側がTOMIXキハ55系、左がKATOキハ58系)。
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ただ、車種によってはTNカプラーの首振りが引っかかり、カーブで車端の接触、食い違いが起きて脱線します。連結時の状態や首振りの調整で解消する場合もありますが、完全に問題なく連結・走行できるというわけにはいかないかもしれません。
kiha58kato-25.jpg

とは言いつつ、現状ではTOMIXの気動車群との混結はできそうなので、これでも良いのかなというところです。KATOの気動車(KATOカプラーN装備車)はどうしましょうか。このカプラーと交換するのも数が多くて大変だし.... 悩むところです。

一方で、キハ58系用のアーノルト/ナックルカプラーセットが発売されるようなので、アダプター車輌を決めて置けば混結は可能になりますね。もちろん、キハ58系のカプラーを全部交換するという手もありますが、これでは本末転倒になっちゃいます(^^;)。

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