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KATO新キハ28を動力化する(1) [工作記事など]

事の起こりは、KATO新キハ58系の車体が動力車(M車)とT車で共通ではないかと気付いたことでした。キハ58M車の車体を外し、内側(床板との取付け爪などがある)をT車と比べてみると、両者は同じに見えました。で、恐る恐るキハ28の車体をキハ58M車の床下に被せてみると... パチンとハマりました! というわけで、キハ28を動力化してやろうと思ったのです。(Nゲージでキハ28の動力車は昔からあまり製品例がなかったと思います。もっとも、わざわざキハ28を動力車にする必要性がなかったというのもあるでしょう。)

早速必要なASSYを買い揃えました。
キハ28ボディ、キハ58動力ユニット、同動力台車2個です。
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しかし、M車1両分のASSYに1000円(税抜き)足すと完成品のM車とT車が買えてしまいます。本来の使い方ではない(もともとは補修用部品)とはいえ、ASSYは割高ですね。

ライトユニットは動力ユニットに組み込み済みでした。また、ジャンパ栓や胴受けは既存の新キハ58系の余りパーツを使いました。
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ボディを台車を取付けた動力ユニットに仮にかぶせてみました。ハメてしまうと外すのが大変(M車は外しにくく、ボディの側板を曲げてしまいそうです)なので、完成までこのままの予定です。
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2エンジンなのを気にしなければ(なんだそりゃ)、これで終わりなのですが、やはりそれだと今の世の中では通用しないでしょう。そこで床下をなんとかする必要があります。
キハ58M車の床下はモーターカバーの側面にレリーフ状に表現されています。これをキハ28の1エンジン車の表現に作り変えてやれば良いということになります。

キハ58M車とキハ28の床下の比較です(各写真の上:キハ58M車、下:キハ28)。
横から見ると結構違いますが、共通と思われる機器(位置もほぼ同じ)もあります(矢印)。
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T車でキハ28とキハ58の床下の比較もしてみました。丸印が共通と思われる機器です。左のエンジンの位置が微妙に違いますが、ここは許してください(^^;;)。
kiha28M-09.jpg

これらの情報から、モーターカバーを削ったり貼り付けたりして加工していくことにしましょう。

(続く→)

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