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KATOスエ78の台車中心間を拡げる(その1) [工作記事など]

さて、KATOの3軸ボギー客車の台車(TR73)はカプラーの柄の長さからか、台車が車体中央部(内側)に寄っていて、台車中心間が短くなっているのが気になっていました。そこで、これをなんとかしようと挑戦しました。

コンバージョンキットなどでは主に床板のボルスターを車端寄り(外側)に移動させることで対応していますが、今回のスエ78では台車がビス止め・アーノルトカプラー装備ということでもう少し簡単に出来そうだったのです。

コンバージョンキットでボルスターの移動により組んだマロネロ37とスエ78の比較です。スエ78の台車が少し内側にあります。
sue78-12.jpg

寸法を測ってみると、両車の差は約2mmでした。
sue78kato-9.jpg
sue78kato-10.jpg

そこで、ボルスターではなく、台車のビス穴を中央軸よりに開け直せばいけるのでは、と思いました。台車の構造的には1.5mmくらいが限度みたいでしたが、そのくらい移動できれば良いのでは、と。
sue78kato-11.jpg

そこで、ビス穴を中央軸付近のモールドの段差までリューターで削りました。これで約1.5mm移動できます。
sue78-15.jpg
sue78-16.jpg

仮に台車をセットして比べました(上:移動前、下:移動後)。こんなところで良いかな。
sue78-17.jpg

キット組みのマロネロ37と比べたらほぼ同じ位置でした。0.5mmくらいズレている筈ですが、計測精度の問題かなぁ(なんだそりゃ)。
sue78-18.jpg

(続く→)

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