KATO 43系夜行急行「きそ」の比較

今回はナハ10試作車とオハフ46です。

ナハ10試作車はナハ11と比べました。車体で違うのは妻面だけのようです。ナハ10試作車の妻面にはリブがあります（写真左）。


台車もナハ10試作車はTR50X（写真の上）となっていてナハ11のTR50（写真の下）とは枕バネ部分などが少し違っています。


次にオハフ46です。改造前のオハ47（能登セットより）と比べました。客室が車掌室に改造されて窓幅も小さくなっているのが分かります。


ついでにオリジナルの緩急車スハフ42（能登セットより）との比較です。車掌室の位置が違います。


なお、実車ではスハ43、44、45やオハ46にも同様な緩急車改造車があります。

KATO 43系夜行急行「きそ」

KATOの急行「きそ」セットが入線しました。このセットは微妙に車種が複雑なので全部見てみましょう。山岳路線を走るので比較的軽い「オ」級の車種が中心になっています。同様に山岳路線を走るために「オ」級車輌の多い編成として、「妙高」「津軽」などがあります。

スユニ61、マニ36　これは従来品（スユニは中央線スハ32系セット、マニは「ニセコ」セットかな）の車番違いのようです。
　


オハネフ12、スハネ16　これも従来品ですね



オハフ45　これは「みちのく」セットの車番違いかな。


ナハ10試作車　今回の新規車種で2901の車番が付いています。といってもこのアングルでは量産車と区別がつきません。台車も違うようですが。


オハ46　スハ43の軽量タイプ。これは「津軽」セットの車番違いのようです。ただ、トイレ／洗面所窓もアルミサッシになっています。


こちらのオハ46はスハ43からの編入車でアルミサッシ車もあります。これは新規車種？ スハ43の表記を変えただけという感じもしますが。



オハフ46　今回の新規車種で、オハ47を緩急車に改造したものです。改造車の特徴として、車掌室がデッキの客室側にあります。スハ43系のオリジナルの緩急車は上のオハフ45のように車掌室がデッキを境にして車端部にあります。


なお、アーノルトカプラーは付属のナックルカプラーに交換しました。

KATO EF64 0番台

リニューアルされたKATOのEF64 0番台（1次形）です。

造形は全く問題ありません。カプラーがちょっと垂れ下がってる？ いつも通り付属のナックルカプラーに交換しました。



ナンバーは何となく8番にしました。なかなか良い感じです。台車も精密にできていますね。




EF64は自分にとっては1000番台よりも0番台の方がしっくり来ます。昔、新宿と代々木の間の操作場に停車しているのを山手線の中からよく見ていたからかもしれません。

線路クリーニングパッド

線路クリーニングパッドというやつを買ってきました。もともとはNOCH製のようです。３個入りで車輌の車輪にハメ込んで走らせながらレールの汚れを拭き取る（クリーニング液も併用）、らしいです。



早速貨車にセットしてみました。...うーむ、今のKATOの貨車だと車軸が太くてだいぶキツいです。車輪が回転しないので貨車を手で押してやらないと動きません。普通に機関車で引っ張れるかな...



そこで、古い貨車で試してみると、今度は車軸が細すぎるせいか、ゆるゆるです。貨車は手で軽く押せますが、これでクリーニング効果が出るかは不明です。



どちらにしても力を入れてレールを擦れないので、酸化したレールをきれいにするものではなく、クリーニング液併用で日常のメンテに使うためのものでしょう。